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足底筋膜炎の治療法と改善策:足裏に痛み

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

みなさん、こんにちは^^

plantar fascia

今回は、多くの方が悩む踵周辺の痛み、足底筋膜炎Plantar fasciitisについて説明したいと思います。

 

1.足底筋膜炎の症状

足底筋膜は足裏の踵から足先にかけて付着している筋膜(腱)で、歩行時、走行時に衝撃吸収をする役目を担います。

そこで、次のような症状がある方は、足底筋膜の炎症の可能性があります。

1)運動直後に踵に痛み

2)朝起きた直後から踵に痛み

3)踵の痛みが長期間ひかない

4)踵の部分をストレッチしても痛みがある

 

これらの症状が長期にわたり続くようであれば、足底筋膜炎の疑いがあるでしょう。

 

2. 足底筋膜炎の箇所

plantar fascia

上の図をご覧ください。左足を内側から見た図です。踵calcaneusから指先にかけて付着している筋膜を足底筋膜(青色、赤色で表示)と言います。また足底筋膜炎は踵骨近くの炎症(赤色で表示)と言われています。

3.足底筋膜炎の原因

では、どうしてこのような症状が起こるのでしょうか?

1)足底筋膜が硬く収縮、衝撃吸収が十分でない

歩行や何かの動作を行うなかで常に床からの衝撃を吸収している足裏ですから、負担も強力で筋膜が硬化する場合があります。硬化が炎症をもたらすのです。

2)ふくらはぎの筋肉の硬さ

ふくらはぎの筋肉が硬いと、本来ふくらはぎの筋肉で補うべき体重移動を足底筋膜(足の裏)が代償するため、歩行時、足の前の部分(前足部)での負担が相対的に強まり、その部分に集中的にストレスがかかります。結果足底筋膜のストレスはより強くなり、筋膜炎を発症させ足底(かかと)の痛みを発生させるのです。

3)身体が十分温まってない状態での急な動きだし

これは体全体にも言えますが、身体が十分温まってない状態で動くと筋膜は炎症を起こします。そいて痛みを好発させます。特に足は二足歩行で生活する人間の根幹です。したがい、あらゆる生活の場面で足裏のみならず、足部周辺の筋肉の緩和を十分行うことが重要となります。

4)アーチの低い足

アーチの低い足は常に足底が緊張している状態であり、従って足底筋膜が受けるストレスは強く、結果筋膜炎を引き起こすのです。その結果痛みを伴います。

5)外反母趾

外反母趾の方は総じて足のアーチが低い傾向にあるのでこのような説明となります。アーチの低さは実は正しく足を機能させるうえで障害となるのです。アーチが低い状態が長く続くと足底筋膜(足の裏)は常にストレッチされストレスを受けます。これにより、踵骨近くの足底筋膜が炎症しかかとに痛みが現れます。

 

4.足底筋膜炎の治療法と改善策

このような症状が起きた場合、どのように対処したら良いのでしょうか?

1)痛みの除去

まずは痛みが治まるまでしっかり休むことRestが非常に重要です。患部を休め、足の裏(踵)の痛みを鎮静させてから次のステップに移行します。

2)徐々に痛みが収まってから少しづつ足底筋膜をゆるめていく必要があります。ここでは代表的な簡単に出来る足底筋膜炎改善の為のストレッチをご紹介します。

ⅰ)正座の変形パターン

正座の状態から、指先を軽く立ててみて下さい。その時点で痛みがある方は行わないで下さい。じんわり20秒以上行って下さい!

DSCF6151

実は私も随分前からこの手法を用いて、たまにあった踵の痛みが無くなりました。ちなみに私が学んだアメリカではこのような方法はありません。どうしてか?といえばおそらく西洋の方は正座が出来ないためだと思います。

ⅱ)ストレッチその2

手で足指をできるだけ覆い、そのまま軽く手前に引きます。じんわり20秒以上ゆっくり伸ばしてみて下さい。

DSCF6152

このストレッチは前段最初に紹介した手法より軽い負荷で行うことが出来ます。

ⅲ)ふくらはぎのストレッチ

ふくらはぎの筋肉の硬さは足底筋膜炎の原因となると前段原因の項目で申し上げましたが、その部分の柔軟性を改善してくストレッチをここでご紹介致します!

A.”アキレス腱を伸ばす”と一般的に認識されているこのストレッチも足底筋膜への負担を軽減させます。半歩足を前に出し、腰をゆっくり前方へ移動させて下さい。両足とも踵は浮かせないように!

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B.クラウチングスタートをイメージして下さい。その状態から、少しづつ身体を前にに移動させます。伸ばしている足の踵を浮かさないように!

soleus sytetching 2

3)的確な用具の必要性

足病学に基づいた正しいインソールや靴を使用することも、このような症状を沈静化させ、足底筋膜炎の痛みを抑え、かつ足を改善に導く上で非常に有効です。つまり、足のアーチを低い状態のみにせず、アーチの動きを作り、高いアーチ(体重推進)と低いアーチ(衝撃吸収)で、正しい足の二つの機能で症状を改善させることが可能です。

3)筋力の強化と柔軟性の確保

今後痛みを再発させない為には、足底筋膜の柔軟性を保持し、また足部周辺の柔軟性と強化も必須と考えます。ご自身の筋力を高め、なるべく足底筋膜(かかと含む)に負担をかけない下半身を作り上げることも必須です。

 

5.足底筋膜炎に関し当整体院で出来ること

当院では、前段2)で述べた、足の裏(踵)の痛みを防ぐ為に、足部含む下半身の強化の為の次のような処方を行っております。

  • 的確なストレッチにより足底筋膜や周辺の柔軟性を高め負担をかけない身体にします。
  • 運動療法により筋力とバランスを整えます。
  • 患者様の歩行をしっかりチェックし、身体の他の部分の負担になっている箇所も認識し、対応させていただきます。
  • また、インソールや靴の正しい選び方やポイントを紹介します。インソールのフィッティングも必要に応じて行っております。

 

足底筋膜炎は気にせず放っておくと慢性痛になりやすいので、早めに対処することをお勧め致します。ご自身の症状で気になりましたら、迷わず当院へご連絡ください!

足・腰・膝の痛み改善専門の整体院です!

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