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股関節痛 - 長岡の整体「長岡ヘルスケアプラクティス」 - Part 7


股関節の痛み:グロインペイン症候群治療と改善策

2015/12/4

みなさま、こんにちは。

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

今回はグロインペイン症候群について説明致します。

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グロインペイン症候群の症状

 

グロインペイン症候群とは日本語で正しく訳すと鼠径部痛症候群と称され、つまり足の付け根(鼠径部)に慢性的な痛みを抱える症状を指します。また症状は鼠蹊ヘルニア、筋損傷、原因不明の痛み等の総称です。ですから長年この症状を持ち、慢性化させている患者様も多く、特にサッカー選手やその他アスリートに多く見受けられます。イタリアセリエAで活躍されたあのサッカーの中田選手もこの症状に悩まされたといわれています。

この鼠径部(足の付け根)という箇所は大内転筋Adductor magnus 長内転筋Adductor longus 短内転筋Adductor brevis、薄筋 Gracilis、恥骨筋Pectineus、等に加えて腸腰筋Iliopsoasら多くの筋肉が複雑に交わるため、アンバランスな要素があると、痛みを発生させやすいのです。

 

 

グロインペイン症候群の治療と改善策

 

このグロインペイン症候群には次のような改善策があげられます。また、下記に上げられる手法は当院で行うことが十分可能です。

  • ご自身の身体の動きを知る

まずは、痛めている部分を動かさないこと。そしてこれまでのご自身の運動歴、運動時、歩行時の動作のくせ等をしっかり把握する必要があります。そして、痛みを引き起こさぬよう、痛みの伴う動きを確認し、まずは痛みを沈静化させることが重要です。

 

では、その為に何をすべきかですが

 

2) ウォームアップ

身体を温めることは、この症状でこわばった筋肉を良い動作環境に移行 する為にきわめて重要です。

 

3) ストレッチ

股関節の周辺筋群、および腸腰筋をしっかりゆるめることが次のステップです。

 

お客様のお喜びの声

KS様 高校生 サッカー部 柏崎市

数ヶ月痛みが治まらなかった股関節の痛みがなくなってます!

股関節に痛みがあり、数ヶ月経つと痛みが悪化してました。部活動にも悪影響だったので、HPを見て来院しました。

 

施術後には毎日教えてもらった動作をしていき、痛みがなくなってとても良かったです。また食事や他に普段から気にする点を教えてもらってました。

 

(母から)股関節の痛みが取れるか心配してましたが、今ではほとんど痛みがなくなったと聞き、ほっとしております。

※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。

参考までに、ご自宅で可能な動作集めました。

腸腰筋へのストレッチその1

身体をうつ伏せの状態から肘を立てて、起こします顔は正面を向いてください。

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腸腰筋へのストレッチその2

片膝をたて、その状態から腰を前方に動かすイメージです。オレンジ色の丸部分に伸びを感じられれば十分です。

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ちなみに前足を床に置き、腸腰筋をゆるめる足をベッドや高さのある物の上に置いて行うのも効果的です。

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4) 筋力向上と機能改善

強化というと多くの方はハードなトレーニングを思い浮かべるかもしれませんが、そうではなく、“機能改善”を計ることを主眼におきます。それまでの生活レベルにあった運動療法で痛みが生じる前の股関節(鼠径部)の動きを取り戻します。ここでは基本的な機能改善の為の運動療法を2つご紹介致します。当然症状には個人差があり、これらが全て適応というわけではありません。また痛みが生じる場合は行わないで下さい。

  • 股関節内転筋群へのアプローチ

横になり上の足を股関節から曲げ(屈曲)、膝内側を天井に向けて上げるイメージで内転筋を使います。10回から20回行います。

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  • 立位で行う、股関節および固有受容器改善運動

片足で立ち、もう片方の足を腰まで引き上げます。それだけでも良いのですが、加えて膝を外側に移動させます。また正面まで膝を動かし足を戻します。コアと呼ばれる部分と股関節の周辺筋群が同時に鍛えられますし、片足で支えながら行うので、バランス感覚も改善が期待できます。

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(4)股関節、及びコアを鍛える運動

四つん這いの姿勢から左手を前方に伸ばし、右足を下方に伸ばします。そのまましばらく5秒ほど静止し、もとの位置に戻してから、反対の手足を同じ動作で行います。

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当院ではご紹介したプロセスの全てに対応可能です。グロインペイン症候群に当てはまる症状が思い当たる方、いらっしゃいましたら当院までご連絡ください!

足・腰・膝の痛み改善専門の整体院です!

新潟県長岡市の整体「長岡ヘルスケアプラクティス」

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変形性股関節症の治療と改善策

2015/9/28

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

みなさま、こんにちは。今回は変形性股関節症について説明したいと思います。

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1.症状

股関節を構成する大腿骨骨頭と臼蓋がありますが、それぞれ表面を覆っている軟骨がすり減り、痛みを発生させます。また可動域の制限もみられ、以下のような動作がしづらくなります。

  • 歩行
  • しゃがむ
  • 立つ
  • 股関節を曲げる
  • 走る

 

2.原因

この変形性股関節症には大別して2種類あります。

  • 一次性変形股関節症

理由が分からないまま、股関節のすり減りが起こり、結果、股関節の痛みを発症させます。ちなみに、欧米ではこの一次性が多くを占めるといわれています。

  • 二次性変形股関節症

生まれつきの股関節脱臼(先天的股関節脱臼)、臼蓋の形成不全(臼蓋形成不全)による変形を指します。実は日本人はこの二次性の場合が非常に多いのです。

 

3.場所

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上の図をご覧ください。右足を前から見た図です。赤い線で記しているのが股関節の骨頭です。Ball またはFemoral headと呼ばれます。そして、そこを覆っているのが臼蓋でSocketまたはAcetabulumと呼ばれる箇所です。つまり股関節はボールとソケットの関係で体重を支え、動作を行っているわけですが、この表面の2−4ミリといわれる軟骨が減少し、股関節の痛みを好発させます。

 

4.改善策

変形性股関節症の場合、次のような改善策が考えられます。

  • ご自身の身体の動きを知る

これまでの習慣や運動に置けるくせで問題点は無いか、探る必要があります。最初はこちらに注視し、今後の対応を更に進化させます。

  • 運動(可動域改善)療法

痛みが発生し、関節可動域が制限され続けていると、一定の箇所にストレスが生じ、さらに痛みの度合いを高める恐れがあります。それを防ぐ為に、関節可動域の改善をはかり、股関節の痛みを一定の箇所から起こるストレスの軽減により、防ぐことが可能です。

  • 手術療法

もちろん、歩くのもままならない、もしくは生活レベルで下半身の動作そのものの維持が難しい方は、手術を行う必要があるかもしれません。手術療法にも

ⅰ)関節温存手術:骨盤側と大腿骨側

ⅱ)人工股関節手術:バイポーラ人工関節等

があります。

 

(注)手術療法に関して

http://www.npo-nozomikai.jp/info-henkeisei.html

より抜粋。

 

  • 体重のコントロール

股関節は球関節の形状により体重を支えているわけですが、体重の増加は当然、その股関節にストレスをかけます。継続的な体重の増加防止は念頭に入れておくべき項目でしょう。

 

5.当院で出来ること!

当院では前段4での改善策の手術療法以外を行っております。

  • 歩行チェック

前段でも申し上げた、これまでの動作や生活環境を含めた動きのチェックと歩行チェックはきわめて重要です。患者様の問題点はどこにあるのか?まずはそれを探ることになります。

  • 関節可動域の確認と改善

股関節の可動域を徐々に改善していき、一定の箇所に起こっているストレスを軽減させることは非常に大切なコンセプトとなります。基本的な股関節可動域改善の方法を一つご紹介させていただきます。

ⅰ)膝を曲げ座っていただきます(45度くらい)。両膝を左右に倒します。右側に両膝を倒したら、次は左側と、交互に両膝を床に向けて倒してください。これを10−20回行ってください。痛みがある場合は行わなくても構いません。

  • 靴、インソールの正しい着用のカウンセリング

足のバイオメカニクスに基づいた靴、インソールの着用もまた大いに股関節の痛みの軽減に向け着目すべき項目です。踵骨(かかと)を安定させ、前足部にストレスを加えない状態が足元から安定性を高め、結果股関節への負担を減らします。

参考ではありますが、

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上図のように、股関節の痛みの原因が、実は足の過回内からくる連鎖反応という場合も多く指摘されます。人間の身体は全てつながっていますから、足元が不安定な方は当然、上に行くに従って更に不安定化するのです。股関節の痛みもその一つになります。それを改善する為の運動療法と、正しいインソール、靴の着用をしっかりご指導させていただきます。

 

変形性股関節症は正しい知識と、その痛みの本質をしっかり知ることが大切です。何かありましたらいつでも当院にご連絡ください!

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股関節の痛み:股関節臼蓋形成不全の治療とその改善策

2015/9/21

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

今回は股関節臼蓋形成不全Acetabular dysplasiaについて説明したいと思います。

1.股関節臼蓋形成不全とは?

股関節は股関節骨頭と臼蓋によって構成されていますが、先天的にこの位置が正しく収まっておらず、臼蓋のはまりが浅く、骨頭のおさまりが緩いため、結果、変形性股関節症を発症させるリスクのある症状です。

 

2.股関節臼蓋形成不全の症状

股関節の表面は薄い軟骨で覆われていますが、1で述べたような収まりの悪い形状のため、通常の股関節よりも軟骨の摩耗が早く、結果、痛みや、アンバランスな歩行、動作を引き起こします。

この症状をお持ちの方は、幼少期にはその不具合に気づかないものの、30歳までには股関節の痛み、違和感を経験するといわれています。

 

ソース引用

Saint John’s Health Center

http://california.providence.org/saint-johns/services/orthopedics/hip-and-pelvis-institute/acetabular-hip-dysplasia

 

3.股関節臼蓋形成不全の場所

下の図をご覧ください。左側が股関節の骨頭Ballと臼蓋Socketが正しい位置にある状態です。右側を見ていただくと、骨頭のはまり具合が浅いのが顕著です。この状態が、股関節と身体に負担を与えるのです。

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4.股関節臼蓋形成不全の原因

股関節はこの球関節の形状で、体重を支えるわけですが、その形状が浅いため、股関節骨頭の表面軟骨か臼蓋表面にストレスがかかり、股関節の痛みや違和感を発生させる場合があります。

 

5.股関節臼蓋形成不全の改善策

改善策として次のようなものが挙げられます。

  • 股関節周辺の筋力強化

中殿筋、股関節外転筋群、内転筋群を強化し、“筋肉のコルセット”をつくることによって股関節の負担を軽減します。結果、股関節の違和感や痛みが軽減されます。当然、筋力を“強化する”だけでなく、“柔軟性を保持しながら”強化することが重要です。要は、“良質の伸縮性のあるゴム(筋肉)”をご自身の身体に身につける、ということです。

ちなみに私事で強縮ですが、左股関節が先天的にこの症状です。ですが、この筋力強化で、幼少時から高校まで違和感と痛みが時折あった左股関節が成人して以降は、股関節の痛みがありません。

  • 正しい、靴とインソールの着用

正しい足のバイオメカニクスでは、踵がぶれずに安定することにより接床時に足が正しく機能するのですが、股関節の痛みを抱えることにより、正しく歩行が出来ない状態が長く続いている場合があります。正しい靴やインソールはこうした状況を改善し、足元、股関節等を正しいアライメントに移行させるのに重要な役目を担います。したがって、間違った情報による靴、インソールの使用はかえって臼蓋形成不全を悪化させる可能性があるのでご注意ください。

ちなみに、外反母趾等、足の変形を持っている方は股関節にも影響を与えることを認識してください。

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上の図は私がよく使用する足元のアライメント不良が下肢(下半身)、上肢(上半身)に向けて様々な症状をもたらすことを説明する図です。外反母趾Hallux valgusなどの足の変形は過回内という状態をつくり、結果、すね(シンスプリントShin-sprint)、膝(半月板損傷、鵞足炎Meniscus, Pes-anserine tendon)、股関節Hip jt pain、腰LB pain等とアライメント不良が上へと連鎖して発生します。つまり根本の足元を改善することが、股関節に痛みや違和感の原因でもある臼蓋形成不全を改善することにも有効となるのです。

 

  • ウオーキング、散歩等の運度

ご自身で手軽にできる運動として、まずは生活レベルで必要な動きを可能にする運動が有効です。ウオーキング、散歩など、まずは股関節周辺のみならず、体全体を軽度の負荷で行える運動も非常に就航です。

6.股関節臼蓋形成不全の症状に対し当整体院で出来ること

当院では前段5で述べた改善策をご提供致します。

 

  • 靴、インソールはより正しい選択をしていただく為に、歩行チェックや可動域のチェックを通じて、どのような靴、インソールが適切か個人差を見極めてカウンセリングさせていただきます。
  • また運動療法では、股関節周辺の筋力と柔軟性を患者様ご自身の状況に合わせた動作改善によって向上させます。その結果、今後も安心して生活できる股関節含めたお体全体の健康レベルの改善へとつながります。

ここでは基本的で簡単な股関節周囲の筋力向上と可動域改善の為の運動療法をご紹介致します。

 

股関節外転筋群の運動

テレビを見るような横にごろんとする姿勢から上の膝を写真のように上げていきます。このやり方を10回ほど行います。身体が天井に向けて開かないように行ってください。

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股関節臼蓋形成不全は適切な処置をすれば程度に違いはありますが、変形性股関節症に進行せず、快適な生活を営むことが十分可能ですので、この症状に関して何かお悩みでしたらすぐにご相談ください。

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股関節の痛み:股関節リウマチ治療とその改善策

2015/9/15

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

今回は股関節リウマチに関して説明したいと思います。

1.症状

リウマチとは関節炎を指します。軟骨を破壊し結果炎症をもたらすわけですが、その際に1)股関節の痛み、腫れ、変形を発症させます。股関節のみならず膝関節にも同様の症状が現れます。股関節の臼蓋と股関節の骨頭は薄い軟骨で覆われていますが、こうした症状により軟骨が無くなり、結果股関節の痛みを発生させます。また1)で述べた股関節の痛み、腫れ、変形だけでなく、2)日常生活での動作(座る、立つ、歩く等)での支障が、症状が進行すれば顕著となります。

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2.  改善策

改善策として次のようなものが挙げられます。

1)投薬療法

投薬による痛みの沈静化が一般的です。ステロイド、消炎鎮痛剤

NSAIDs 抗リウマチ剤DMARDs等が一般的な対処法です。

2) 運動療法

過度な運動は逆に関節周辺に炎症をもたらす危険性がありますが、 歩行や、立つ、座るなどの生活をする上での基本的な動作を補助する意味合いでの運動は逆に行わないと関節の更なるこわばりと機能低下をもたらす要因となるで、運動療法は重要となります。その際に、ⅰ)関節周辺の筋肉のゆるめ、 とⅱ)機能改善、の2つが改善策としてのテーマとなります。

 

3.  当院で出来ること

まずは医師の下での検査が必要ですが、可動域改善の必要が認められた場合、前段、2で述べた運動療法で対応することが可能です。

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股関節の痛み:股関節痛とその改善法

2015/9/15

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

今回は股関節に関して説明していきたいと思います。

1.股関節痛の症状

足関節もそうですが、股関節もまた、体重を支え、日々の生活での歩行やそれに付随した動作(走る、蹴る、座る、立つ等)を行う上で重要な関節です。その部分に痛みが生じ、生活レベルに支障を来す場合があります。

1)各動作(走る、蹴る、歩く、立つ、座る、等)が鈍る。

2)可動域制限が現れる。

 

2.股関節痛の原因

では、どのような原因で、股関節の痛みが発生するのでしょうか?ここでは、いくつか例示したいと思います。

 

  • 変形股関節症

ⅰ一次性変形

関節軟骨がすり減り、骨と骨が直接接触することによって引き起こされる痛みです。

ⅱ二次性変形

先天的な理由によりⅰと同様の減少が発生します。また股関節の臼蓋の形成不全が原因となり、股関節に余計なストレスをかけ、結果軟骨がすり減り、股関節の痛みを発生させます。

  • 骨粗しょう症

近年多い症状で、転倒等で大腿骨頸部が骨折し、その後、股関節周辺に痛みを伴う原因となります。

  • リウマチ

自己免疫疾患として知られるこの病気は、身体の細胞を攻撃するわけですが、股関節周辺で進行すると骨の変形や軟骨がすり減り、股関節の痛みを引き起こします。

 

3.股関節痛の場所

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股関節の痛みの多くは、股関節骨頭Ball(Femoral head) とそれを覆う臼蓋Socket(Acetabulum)の周辺で発生します。

4.股関節痛の改善策

  • ご自身の動きを知る。股関節の痛みを沈静化させる。

痛みの程度が強い場合、まずは沈静化させることが必要であり、その間にこれまでの運動、動作上の動き、可動域での問題点を探ることが重要です。また、痛くなるような動きをしない。また冷やして患部の炎症を抑えることも必要です。

  • 運動療法

痛みを沈静化させた後、可動域の改善を計ります。制限された可動域では痛みが同じ箇所で慢性化する恐れもあります。したがい、軽度の運動療法から徐々に強度を高め,可動域の改善と今後の再発を予防する為の筋力強化が必要となります。

また、足元からのアライメント是正は股関節痛の解消に必要な手段と考えます。たとえば下図のように足に何らかの不具合(膝痛、足の痛み等)を有すると可動域制限が起こり、結果股関節の動きにも支障が出ます。つまり股関節の負担も高まるのです。ここでは”下からの歪み”として説明するとご理解いただけると思います。

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5.股関節痛の症状に対し当院で出来ること

当院では改善策として、

  • お客様の身体の動きをしっかり把握する
  • 運動療法
  • 的確な靴、インソールのカウンセリングと歩行チェック

この3つが股関節痛の患者様への改善策として実施している内容です。まずは歩行チェックや、可動域制限を確認して、どのような問題が背景にあるのか知ることが基本となります。次に運動療法に関しては、ⅰ)筋肉をゆるめ、ⅱ)痛みを減らし、ⅲ)筋力を回復する行程となります。ちなみに、例を挙げると、このステップを経た股関節痛で歩行に難があり、100メートルも歩けなかった方が現在は2キロほどの散歩が可能になっています

足元を安定させる、という点で正しい靴とインソールの着用は必須と考えます。そのためにもⅰ)踵の安定したⅱ)足指がしっかり曲がり、ⅲ)足底が簡単にねじれない、ⅳ)足幅に余裕がある、こういった靴とインソールの着用が求められます。これにより、安定した足元の構築が可能となり、結果、股関節痛を起こす股関節にかかるストレスを軽減できます。

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上図の通り、足元が過度に回内していれば、その状態がすね(脛骨)、もも(大腿骨)、そして股関節と内側にひねりの動きが続き(内旋)、結果股関節の痛みを発生させる可能性があります。ですから、足元から安定させることは股関節痛もそうですが、下からの連鎖により他の箇所にも悪影響を与えます。

 

ちなみに、股関節痛と言ってもご紹介の通り、様々な症状がありますが、ここでは基本的な可動域改善のためのストレッチをご紹介します。

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1)股関節周辺の筋肉の一つ腸腰筋を立った状態でストレッチさせるやり方です。ちなみに股関節周辺のストレッチだけでなく、ふくらはぎの前(下腿前部)、太もも(大腿前部)にも有効です。つまり一つの動作で3つの主要な部分のストレッチにつながります。また片足で立つことにより、ご自身でバランスを取ろうとするため、反対の支える足の安定化にも十分効果的なのです!

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2)内転筋群のストレッチです。股関節可動域の改善を図ります。足を左右に開き、身体をゆっくり前方に傾けます。

 

ご紹介したストレッチはそれぞれ各1)20秒以上、2)じんわり伸ばすのがポイントです。決して反動をつけたり、強い力で痛みを感じるくらいストレッチすることの無いように!逆に筋肉を痛めてしまいますよ!

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姿勢改善、疲れない足へ:Eco Walk Method 2月目が無事終了しました^^

2015/8/28

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

みなさま、こんにちは^^

Eco Walk Method2月目、無事終了しました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました^^
楽しんでいただいてこちらも気持ちが晴れやかです^^

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今後の姿勢改善と疲れない足をつくるための身体作りとして、是非今回の内容をご理解いただければと思います。

次回は9月23日 13:00からの開始です。
美しく、正しく歩く為に”、、、、る”です^^

姿勢改善と疲れない足で今後10年20年快適な暮らしを築きたい方は来月是非お越し下さい。

どうぞよろしくお願い致します^^

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Eco Walk Method:(腰、膝、足の痛み改善)永遠に美しく歩く為の3つのティップ 第一回目 無事終了しました^^

2015/7/24

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

本日、長岡市のまちなかキャンパスにて私NHPが行う、”このさき10年20年あんしんからだの作り方”Vol.2としてEco Walk Method:”永遠に美しく歩く為の3つのティップ”と称し、3回で1タームの第1回目を行いました!

今回は計6名の参加者にお越し頂きました。

痛み無く歩ける身体こそ資産、そのための身体作りを効率よく、負担の無い歩き方を学びましょう!というテーマで正しい歩き方を身につける為、3つのポイントに動きを分解し、その部分を”ゆるめる”ことで変化を体感していただきました。

そして正しい歩き方=効率の良い、負担の無い歩き方のために、

1.踵で着地

2.しっかり体重を支える片足

3.しっかり蹴り出す足

これらベースとなる動きで作用する部分をしっかりまずは”ゆるめていく”ことを本日第1回目のテーマとして、皆様にご指導させていただきました。

5年前日本に帰国して以来、常に思うこと、それは多くの方が”運動する”ことばかりを追い求め、身体をケアすることや、休むことを善しとしない、このような考え方にすっかりなじんだ方が未だに多いことに気づきました。そして、歩行における大切な下腿(ふくらはぎ、すね)、股関節、臀部等の可動域や筋力を強化、運動し続けケアを怠るがあまり、逆に膝や足、腰を痛め、足元からの安定性を失っている方が多く見受けられることも理解しました。

ですから、第1回目はまずは歩く為に必要な部分のケア、可動域を十分確保する為のストレッチを下半身の各部分で説明、体感していただきました。

講義前と後で歩行をしていただいたわけですが、みなさま最後は変化をしっかり体感しながら歩けるようになり、アンケートにも”身体が軽くなった””楽に歩けるようになった”等の感想を頂きました!

それぞれのストレッチは簡単でシンプルなものです。そこにしっかり筋肉をゆるめ、身体への負担を軽減する為の必要な時間durationやその強さlevel of intensityを説明して付け加え、各自の苦手な動きを更に改善すべくご指導させていただきました。ちなみに、20秒以上、じんわりストレッチしていくことが筋肉を伸ばす上で一番大切だということも申し上げました。私が説明したことが正しかったのか、改めて確認したいと思い、親交のある米国の前米国アマチュアボクシングリングドクターDr. Sloan氏に確認した所、やはりcorrect正解でした。

また、今回、歩行を効率よく、負担無く行う為に必要なストレッチポイントとして、以下の部分を指摘しました。

下腿(ふくらはぎ、すね)、

股関節(股関節内旋、外旋筋群)、

臀部(大臀筋、中臀筋)、

骨盤周辺(腹直筋群、腰方形筋、腸腰筋)、

たとえば、これらの項目の中で、外反母趾の症状が顕著な女性参加者は、ふくらはぎの柔軟性が非常に乏しかったわけですが、このことはさらに歩行時、前足部での加重を促進し、足部の変形や、痛みをもたらす可能性があります。ですから、その部分の柔軟性を高めることは、これ以上、痛みや変形の悪化を進行させない為にも必要です。

加えて、腰部の安定、強化も腰椎から足への神経障害、腰のしびれ、痛みを軽減し、歩行を改善させる上で必要と考え、正しい姿勢を維持することの重要性、”反対の動き”を意識すること、を説明させていただきました。この”反対の動き”については、他の私のブログ記事にも頻繁に載せているキーワードです。簡単に説明すると、多くの方がオフィスで椅子に1日中座り続け、骨盤周辺の筋肉は徐々にその状態に慣れていきます。反対に腰を伸ばす(反らす)動きを同じ時間続けなければ、姿勢は徐々に丸まり、結果腰部への圧迫をもたらすことになります。農作業においても同じことが言えます。1日中、膝を曲げ、かがんで作業していたらその状態に身体は慣れるわけです。膝や腰をその農作業で曲がっていた時間分伸ばしている方はいらっしゃるでしょうか?皆無に等しいと思います。そう考えると、反対の動きで腰部への圧迫を軽減し、姿勢を常に整えることは、腰の痛みを改善したり、正しい歩行をする上でとても重要と説明させていただきました。

講義後、頂いた参加料をネパール震災の復興支援団体のチーム中越代表の河内毅さまに進呈しましたことを報告させていただきます。

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最後に改めてご参加されたみなさまありがとうございました!

次回2回目は

8月28日(金)1100−1300

最終回3回目は

9月23日(水)1300ー1500

場所:今回と同じまちなかキャンパス長岡 多目的スペース2

となります。今回ご参加された方は、引き続き参加料500円です。また、次回から参加希望の方も今回の復習が含まれるのでご安心ください。興味のある方は是非ご参加ください。

皆様のお役に立てれば光栄です^^

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足の痛み治療と改善:良いシューズの紹介^^

2015/7/6

みなさま、こんにちは^^

今朝いらしたお客様がこんなパンフレットをお持ちになり、”これって足の痛み、改善にいいの?”とたずねてきました。

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ブルックスBrooksというこのシューズ、日本に戻る以前からNew Balanceと並んで、足に良い、おすすめのシューズと周りには言っていたものの、日本での知名度が低く、また店頭で販売している靴屋さんも実に少ないのでがっかりしていました。今回、長岡市内スポーツ店でも販売していると聞き、”ようやく、ようやく入ってきましたか!”と感慨深いものがあります^^

このシューズが足の痛み治療、改善に良い理由

日本でもNew Balanceを履いている方がずいぶん増えましたが、このシューズも非常におすすめです。アメリカ在住の頃から、シューフィッターや足病医からの評価が非常に高く、現地でも人気のある靴でした。足の痛みを改善する為の重大な要素である、1)ヒールカウンター、2)フレックスポイント、3)簡単にねじれない構造、などの要素を持つこのシューズですから日本に無いのが不思議でした。このような要素を持つシューズ(靴)が足への負担を軽減し、結果、足の様々な症状の悪化を防ぎますし、足の痛みを治し改善をもたらすのです。ひょっとしたら、この独特なデザインが日本の業者から遠ざけたのか?いや、私が思うにこのシューズの良さを知らないだけだったと思います。

ちなみに日本版サイトはこちら
http://www.brooksrunning.co.jp/

ということで、良いシューズは何か?と聞かれてNew Balanceと双璧でもあるBrooks、良い靴をお探しの方、足に痛みがあり、なるべく安心して活動できる靴をお探しの方は、是非お試しください^^ちなみに私はこのシューズ、販売しているわけではありませんので^^
では、また!

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